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おさらい 以前の三菱リコール隠しとは [事件・事故]

2000年(平成12年)7月18日までに、当時販売台数ベースでトヨタ自動車・日産自動車・本田技研工業に次ぐ
乗用車国内シェア4位の自動車メーカーであった三菱自動車工業(三菱自工)が、
1977年(昭和52年)から約23年間にわたり、10車種以上
(最初の届け出だけでもランサー(ランサーエボリューション含む)、ギャラン、パジェロ、パジェロイオ、
デリカスペースギアなど乗用車系で6件約45万9,000台、大型・中型トラックで3件約5万5,000台)、
約69万台にのぼるリコールにつながる不具合情報(クレーム)を
運輸省(現・国土交通省)へ報告せず社内で隠蔽していた事実が、
同年6月に運輸省自動車交通局のユーザー業務室になされた匿名の内部告発で発覚した。
告発の内容はポイントを衝いており、どのように調査を進めるべきか、どこに資料や情報が隠されているか、
どのように隠蔽工作を見破るべきかまで指示する具体的なものであった。
「品質保証部の更衣室のロッカー」という、あまりにも具体的過ぎる情報である。

運輸省によると、三菱自工はユーザーからのクレーム情報を本社の品質保証部に集約、管理していたが、
クレーム情報のうち外部に知られたくない物などに「秘匿」の意味でHマークを付けて区分し、
同省の定期検査ではH区分のクレームを提示していなかった。
この区分による仕分けは1977年から行われ、同社がコンピュータによるクレーム処理システムを
導入した1992年(平成4年)以降は、電算処理で分類していた。

その一方で、リコール制度発足から30年以上にわたって、運輸省に欠陥を届け出ずにユーザーに連絡して
回収、修理する「ヤミ改修」も行われていた。
リコールの案件は、
「ランサーなどでエンジン関連部品のクランクシャフトのボルトに欠陥があり、エンジンが停止する」
「ギャランなどで燃料タンクのキャップが壊れ燃料が漏れる」など。
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一連のリコール隠しにより欠陥車を放置した結果、同年6月には熊本市内で、
ブレーキの欠陥によりパジェロがワゴン車に追突、
ワゴン車に乗っていた2人が首に2週間の怪我をする人身事故が発生している。
このリコール隠し事件の責任を取り、当時の代表取締役社長であった河添克彦が
同年8月28日に引責辞任する意向を固め、9月8日の正式発表を経て11月1日付で辞任した。

また、同年8月27日には警視庁交通捜査課などが道路運送車両法違反の疑いで
三菱自工本社や岡崎工場(愛知県)など5ヵ所を家宅捜索した。

東京地方検察庁は翌2001年4月25日、1999年の運輸省の立入検査で約10,300件の不具合情報を隠したとして、
三菱自工の宇佐美隆副社長らを道路運送車両法違反(虚偽報告)容疑で書類送検した。
副社長らは5月8日、東京簡易裁判所から罰金20万円、法人としての三菱自工も同40万円の略式命令を受けた。

この時点で、国土交通省から全ての欠陥情報を開示するよう求められたが、
1997年以前の情報を隠し、クラッチやハブの欠陥対策をとらなかった。

このリコール隠しで、三菱自工は市場の信頼を失い販売台数が急減し、
三菱ふそうの最高経営責任者(CEO)に資本提携先のダイムラー・クライスラーから
ロルフ・エクロートを迎え入れて経営再建途中にあったが、
2002年に発生した子会社の三菱ふそうトラック・バス(2003年に三菱自工からトラック・バス部門を分社化)の
大型車(ザ・グレート、スーパーグレート、エアロエース、エアロクィーン、エアロスター、エアロキングなど)
のタイヤ(ホイール)脱落事故について、
構造上の欠陥およびリコール隠しの疑いが濃いことが明るみに出るにつれ、
2004年4月22日には三菱自工の筆頭株主であったダイムラー・クライスラーが財政支援の打ち切りを発表し、
三菱自工の社長に就任していたエクロートが任期を待たずして4月26日限りで辞任した。

同年5月6日、大型トレーラーのタイヤ脱落事故(後述)で
三菱ふそう前会長の宇佐美や元常務ら7人が神奈川県警察に逮捕され、
同月27日に横浜区検察庁・横浜地方検察庁は宇佐美ら5人と法人としての三菱自工を起訴した。
さらに、6月10日には別の事故で三菱自工の河添元社長や宇佐美ら元役員6人が、
神奈川県警察・山口県警察などに逮捕された。

一連の不祥事により、三菱自工及び三菱ふそうは以下の制裁措置を受けた。

国土交通省 - 1週間に1回の報告義務、車両の入札における指名停止、型式審査の厳格化
警察庁 - 車両の入札における指名停止

その他、岐阜県・京都府・岡山県・さいたま市・倉敷市(いずれも三菱自工・三菱ふそうの事業所がある)以外の
一部の自治体も車両の購入を禁止した。

その後、延べ4,000人以上を動員して販売会社に残っていた過去全ての不具合記録を自主的に分析し、
1998年以前の100件以上の欠陥を発表した。
なお、2000年以降、乗用車ではリコール隠しや闇改修は行われていなかった。

2006年9月にはユーザーから寄せられた不具合情報を共有可能とする新品質情報システムの導入を発表した。
これにより、不具合の原因究明における統計分析の迅速化や、
販売会社での修理手順・見積もりの照会などを可能とし、品質改善の迅速化を図っている。

本事件は刑事裁判となり、全てが三菱自工および三菱ふそう側の有罪で確定した。
なお、2008年1月に横浜地方裁判所が有罪判決を下した際には、
弁護団が「なぜ有罪になるのか理解できない。こんな判決では、製造会社の場合、人身事故が起きたら、
企業のトップは必ず刑事責任を取らなくてはいけない。極めて安直だ」とコメントし、
閉廷後すぐに控訴している。
また、佐高信は自著で、宇佐美の責任を追及する声が部下たちから上がってきていないようである、
別著では「あの三菱自動車が」という論調であったことを指摘していている。

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死亡事故

一連のリコール隠しにより、2002年に2件の死亡事故が発生した。
横浜母子3人死傷事故

2002年1月10日、神奈川県横浜市瀬谷区下瀬谷2丁目交差点付近の中原街道で発生した事故。

綾瀬市内の運送会社が所有する重機を積載して片側2車線の走行車線(事故当時、付近にガードレールはなかった)
を大型トレーラートラックのトラクター(ザ・グレート、1993年製)の
左前輪(直径約1m、幅約30cm、重量はホイールを含めて140kg近く)が外れて下り坂を約50m転がり、
ベビーカーを押して歩道を歩いていた大和市在住の母子3人を直撃。
母親(当時29歳)が死亡し、長男(当時4歳)と次男(当時1歳)も手足に軽傷を負った。

神奈川県警が車両の検分を行ったところ、事故を起こした車両はハブが破損し、タイヤやホイール、
ブレーキドラムごと脱落したことが判明。
三菱自工製の大型車のハブ破損事故は、1992年6月21日に東京都内で冷凍車の左前輪脱落事故が確認されて以降
計57件発生し、うち51件で車輪が脱落していた(うち事故車両と同じ1993年製が7割を占めていた)。
三菱自工側は一貫してユーザー側の整備不良が原因としたが、事故を起こした車両と同じ1993年に製造された
三菱自工製のトラックに装着されているハブの厚みが、その前後の型や他社製よりも薄い構造であり、
ボルトを強く締めすぎた場合や、カーブや旋回時に掛かる荷重により金属疲労が生じ、
ハブが破断しやすいことも判明した。
これを受け、三菱ふそうは2004年3月24日、製造者責任を認めて国土交通省にリコールを届け出た。
さらに同年5月6日、宇佐美ら5名が道路運送車両法違反(虚偽報告)容疑で、
品質保証部門の元担当部長ら2名が業務上過失致死傷容疑で逮捕され(5月27日に起訴)、
法人としての三菱自工も道路運送車両法(虚偽報告)容疑で刑事告発された。

なお、この事故で死亡した女性の母親が約1億6550万円の損害賠償を求めて提訴した民事訴訟では、
2007年9月、会社側に550万円の支払いを命じる判決が最高裁で確定した。
このとき、原告の訴訟代理人を担当した青木勝治弁護士は、損害賠償金を代理人である自分の口座に振り込ませ、
遅延損害金を含めた約670万円を預かった。
しかし、訴訟当初の約1億6550万円の請求額を基準に報酬額を約2110万円と算定し、
「自分が預かっている約670万円と相殺する」と通知して、原告に賠償金をいっさい渡さなかった。
2010年6月、横浜弁護士会は「当初550万円としていた賠償請求額を一方的に1億6550万円に増額し、
これに伴う報酬の変動についても原告に説明せず、いきなり2000万円以上という
高額報酬(最高裁判所で確定した賠償額は、当初の請求額である550万円)を原告に要求した」などとして、
同弁護士を業務停止6か月の懲戒処分とした。

山口トラック運転手死亡事故

2002年10月19日の深夜、山口県熊毛郡熊毛町(現・周南市)の山陽自動車道熊毛インターチェンジ付近で発生した事故。

鹿児島県内の運送会社に勤めていた同県国分市在住の運転手の男性(当時39歳)が運転する、
野菜を積んで大阪、名古屋方面へ向かっていた9トン冷蔵車(ザ・グレート)が料金所を減速なしで通過、
インター先で合流する山口県道8号徳山光線の中央分離帯も乗り越え、道路脇に設置された
歩行者用地下道の入口構造物に激突した。冷蔵車は大破して男性は死亡した。

関係者や当時の記録によると、プロペラシャフトの一部が脱落した後、
車体側に残されたシャフトが振り子のような異常振動を始めた。
料金所へ向かう急な下り坂のS字カーブに入ったとき、振動はさらに激しくなり、
シャフトに並行して設置されているブレーキ配管が破壊され、制動不能に陥った。

山口県警はこの事故に関して、通常、関西方面に向かう車が熊毛ICで降りることは少ないことから、
運転手が何らかの異常を感じ、点検のため高速を降りようとしたのではないかとみて、
この事故に関し現場検証を行った。
その結果インターの手前約3.4kmの地点に、事故を起こしたトラックから脱落した
プロペラシャフトの一部が発見され、路面には脱落時にできたとみられる窪みも確認された。
同県警では整備不良と車両欠陥の両面から捜査を行っていたが原因は不明のままに終わり、
死亡した男性が道路交通法違反(安全運転義務違反)容疑で被疑者死亡のまま送検された。

しかし後の2004年になり、山口地方検察庁は「事故は構造的な欠陥を抱えていたプロペラシャフトが破断し、
それがブレーキ系統を破壊したことによって引き起こされた」と最終的に判断し、
男性を改めて不起訴処分とした。

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刑事訴訟
リコール隠し(道路運送車両法違反)

2006年12月13日、横浜簡易裁判所は、過去の報告のうち9件は虚偽と認めたが、
国土交通大臣による報告要求がなく国土交通省リコール対策室による要求であり犯罪成立要件を満たしていないとして、
無罪判決とした。
しかし、2008年7月15日、東京高等裁判所は、リコール対策室に権限が委ねられており国交相も了承しており
犯罪が成立するとしてこれを破棄し、宇佐美ら3人と法人としての三菱自工に対し、
それぞれ求刑通りの罰金20万円の有罪判決とした。

2010年3月9日、最高裁判所第1小法廷は被告側の上告を棄却、宇佐美ら3人の有罪が確定した。
法人としての三菱自工も、二審有罪判決の上告を行わず有罪が確定している。

横浜母子3人死傷事故(業務上過失致死傷)

2007年12月13日、横浜地方裁判所は
「欠陥の把握は可能だった。放置すれば人に危害が及ぶことも容易に予測できた」と認定し、
元市場品質部長と元同部グループ長の両被告にいずれも禁固1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

2009年2月2日、東京高等裁判所は元市場品質部長と元同部グループ長の両被告にいずれも禁固1年6月、
執行猶予3年の有罪判決を言い渡した地裁判決を支持し、両被告の控訴を棄却した。
判決では、「事故原因を強度不足と断定できなくても、その疑いがあった時点でリコールしていれば
2002年の事故も防止できた」として、両被告の過失を認定した。

2012年2月8日、最高裁判所は上告を棄却し有罪判決が確定した。
事故原因については、過去に多数発生した破損事故にハブの摩耗の程度が激しくないものも含まれていた
などとして、「強度不足の欠陥があったと認定できる」とした。

山口トラック運転手死亡事故(業務上過失致死)

この事故をめぐり、業務上過失致死罪に問われた件については宇佐美を含む4名は控訴を取り下げ、
一審横浜地裁で言い渡された禁固2年、執行猶予3年の有罪判決が確定している。

ドラマ三菱自動車の真実2004 リコール隠し ロングVer

『空飛ぶタイヤ』予告編

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三菱自 日産に補償へ 数百億円規模に 燃費データ不正 [事件・事故]

三菱自動車は25日、軽自動車4車種の燃費データ不正問題を受け、
軽の供給先である日産自動車との補償協議を本格化させた。
日産が自社ブランドで販売した軽の購入者に実施する補償費用を三菱自が負担する方向で、
補償費用は数百億円規模になるとみられる。
また、三菱自は不正問題を巡る調査結果を26日に国土交通省に報告するが、
新たな燃費不正が明らかになる可能性もある。

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三菱自が補償するのは三菱自からの供給で日産が2013年6月以降に販売した
「デイズ」と「デイズルークス」計46万8000台分。
デイズは三菱自の「eKワゴン」、デイズルークスは「eKスペース」と基本性能が同じ兄弟車で、
4車種とも三菱自が開発を主導。
三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で一括生産し、日産向けは一部装備や塗装を変え出荷していた。

三菱自が4車種の不正を公表した20日、日産は即時販売を停止。
両社は対象車種の購入者に対し、不正で余計に負担したガソリン代相当額を弁償するほか、
エコカー減税の対象から外れた場合に購入者が請求される可能性がある追加納税分を肩代わり負担する方針。
三菱自は問題の責任は自社にあると認めて、日産の支払い分を後日負担する方向だ。

購入者への具体的な対応方法は今後詰めるが、野村証券の試算によれば、
エコカー減税の追納で1台当たり1万~2万円、
ガソリン代の補償で4万8000~9万6000円、
消費者へのおわびで1万~5万円かかり、
1台当たり計6万8000~16万6000円かかる見通し。
「eKワゴン」など三菱自が直接販売した台数は15万7000台にとどまるが、
日産は営業力を生かして三菱自の約3倍販売しており、日産への補償は三菱自の経営を圧迫する。

補償協議では営業補償の扱いも問題になる。
日産の販売店は軽の売れ筋車種を失った上に、購入者への連絡・対応業務などで
「通常業務に手が回らない状況」(販売店)。
4車種は三菱自が開発を主導したとはいえ、対外的には「共同開発」とうたってきただけに、
「協議は簡単には済まないだろう」(他社幹部)とみられる。


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ジャパネットの前社長、1日だけ復活 熊本地震で売り上げ全額寄付 [事件・事故]

通信販売大手「ジャパネットたかた」(本社・長崎県佐世保市)の前社長・高田明さん(67)が
1日限定でテレビ番組に復活しました。
熊本地震を受け、九州に本社がある会社として何ができるのか? 
社員たちが考えたのは「求心力のある高田前社長に番組に登場してもらい、売り上げの全額を寄付しよう」
というアイデアでした。

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1日限定で特別出演

21日にテレビ東京などで生放送された通販番組。
そこには、前社長である高田明さんの姿がありました。

創業者である高田さんは2015年1月に代表取締役を退任。
その後もテレビ通販番組への出演は続けていましたが、今年1月の放送を最後に引退しました。

今回の出演は、会社が立ち上げた「熊本地震 被災地支援プロジェクト」のためです。
九州に本社を置く会社として何ができるのかを考えたとき、
社員から「高田前社長に出演してもらおう」というアイデアが出て、それを引き受けたそうです。
被災した際にも役立つ4商品を紹介

番組ではラジオボイスレコーダーや充電式電池のセット、
ウォーキングシューズなど被災した際にも役立つ4商品を紹介。

放送当日の21日に注文を受け付けた分の売り上げについては、
全額を熊本地震の被災者に義援金として送ります。
ラジオショッピングやネット通販についても同様の対応をするそうです。

(※テレビ通販は21日の生放送3番組で紹介した4商品、ネット通販は5商品、
ラジオ通販は番組で紹介したラジオボイスレコーダーが対象)
「高田さんを引き出した社員もすごい」

ネット上では、ジャパネットたかたの対応を評価する声が上がっています。

 「得意分野での最高の支援」
 「高田さんを引き出した社員もすごい。ぐっときました」
 「ジャパネットすごい。お客は寄付した気分で商品手に入って満足」
 「買えば寄付にもつながる上に、視聴者の防災意識まで高めるとは」
 「偽善、売名じゃないよ。やらない善より、やる偽善。高田前社長を応援する」

高田さんのコメントはこちら

ジャパネットたかたの広報担当者は
「地震が少ないといわれてきた九州で起こった今回の地震です。
被災した方への寄付だけでなく、購入していただいた方にも役立つようにと考えました」と話します。

テレビ番組で高田さんが話した内容は以下の通りです。

 ◇ ◇ ◇

 おはようございます。

 私(高田明)は今年の1月15日をもちまして、スタジオからの出演は退任しましたが、
今日この場所に立たせていただいていることには、特別な理由がございます。

 まずは皆さまご存知のよう先日熊本県を中心とした大地震が発生いたしました。

 被災された皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。

 この震災を受け、九州人といたしまして、本当に心を痛めております。

 そのような折に、(高田旭人)新社長、新生ジャパネットの社員から被災地支援プロジェクトを
立ち上げたと聞き、「何とか今日だけ出演いただけないか」という依頼を受けました。

 そして私もこれはやらなければと思い、この場所に立っております。

 今日も商品は紹介させていただきます。

 ただし、その売上金額はすべて、被災地の方へ寄付させていただくことといたしました。

 皆さまの、「何か行動におこさなきゃいけない」という想いをお手伝いさせていただければと思います。

 紹介する商品は、いつ何が起こるかわからない状況の中で、皆さまの備えになればという想いから選んだものです。

 ぜひご検討いただきご協力いただけますと幸いです。

 皆さまにご購入いただいた商品代金は、皆さまの想いをのせて、被災地に大切にお送りさせていただきます。

 金額の重さでなく、自分たちにできること、想いを持つこと、何かしらで支援していくことが大事だと考えています。

 これからも皆さまの想いに寄り添いながら、ジャパネットは進んでまいります。

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“麦わらの一味”7声優が熊本に動画でエール [事件・事故]

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人気漫画「ONE PIECE」の原作者・尾田栄一郎氏(41)が19日、
大地震に見舞われた故郷・熊本にイラストとメッセージを送ったのに続き、
21日にはアニメの主要声優が、動画でメッセージを送った。

アニメのアフレコ現場に集まったとみられる“麦わらの一味”を演じる7声優が、
熊本地震の被災者に、役になりきって思い思いのエールを送った。

大谷育江(トニートニー・チョッパー役)
熊本のみんな、俺はトニートニー・チョッパー!! みんなは俺が癒やしてやるからな!!

中井和哉(ロロノア・ゾロ役)
ゾロだ。俺は神には祈らねぇ…でも、お前らのためには祈るからな。

岡村明美(ナミ役)
ナミよ。いつでも笑っていられる強さを忘れないで!!

山口由里子(ニコ・ロビン役)
ニコ・ロビンよ。この仲間たちと一緒に、もっともっと強くなって、あなたたちを助けに行くわ!

矢尾一樹(フランキー役)
船大工のフランキーだ!! 俺は自分の背中以外は何でも直せるぜ!! 
だから…お前らも何でも直してやるぜ。まぁ、限りはあるがな。

山口勝平(ウソップ役)
ウソップだぜ!! みんな、負けるなよ!! 俺はいつでも遠くから、君たちを援護している!!

田中真弓(モンキー・D・ルフィ役)
熊本のみんな、お前たちは、俺たちの仲間だ!!

田中がエールを送った後、7人はカメラにそろって背を向けて、手首にバツ印を付けた左手を突き上げた。
アニメの第129話でも描かれた、アラバスタ王国での名場面を再現したようだ。


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“イスラム国”に「行こうとしていない」 トルコで拘束の男性帰国 [事件・事故]

過激派組織「イスラム国」に加わろうとしたとして、トルコ当局に身柄を拘束され国外退去処分と
なっていた日本人の男性が24日夜、帰国しました。
男性は、報道陣からの問いかけに、「『イスラム国』へ行こうとしていない」と否定しました

その男性は、トルコのイスタンブールを経由し、24日午後7時すぎ、関西空港に到着しました。

「イスラム国に加わろうとした男性が今、関西国際空港に到着しました。
少し疲れた様子で階段を降りていきます」(記者)

Q.「イスラム国」に渡ろうとしたんですか?
 「してないんだよ」

日本政府関係者によりますと、男性は23歳で和歌山県に在住しているといいます。

トルコの地元メディアによりますと、22日夜、
男性はトルコ南部のガジアンテップで軍警察に身柄を拘束されました。

「シリア人と電話で接触し、聖戦への参加を説得され、『イスラム国』に参加するため、
シリアへ行くつもりだった」
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両手を挙げて道路にひざまずく男性。
ウィンドブレーカーのようなものを身につけ、地面には男性のスマートフォンが。
男性が持っていた携帯電話には、「イスラム国」関係者と連絡を取り合っていた形跡が残っていたといいます。
男性とイスラム国関係者は、ソーシャルメディアを通じて知り合ったとみられています。
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「オランダの方に行くみたいな感じだった。おもちゃのモデルガンは持っていた。

そんなに大それたようなことする子ではないと思っていた」(男性の母親)

和歌山県警は、男性からトルコに向かった経緯などについて任意で話を聴くとしています。
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記者への返答が逆ギレ、事の重大さが本人にはわかってないようです。
ISISに参加しようと行ったんならテロリストに認定していいんじゃないのかな?
日本に帰ってきて、なんかの理由で逮捕や拘束とはならないの?
スマホからISISと連絡取り合っていた証拠も出てるのに、野放しにするのはマズいと思うけど
ISISに参加して人質になって日本と人質解放の交渉材料にされたか、
立派なテロリストになって日本に帰国して、空港などで自爆テロ起こしてたか・・・
こんな人と同じ職場で働くとか、近所に住んでるとかって恐ろしいです。名前も公表すべきかな?と思いますね。
現時点では、和歌山県在住の1992年生まれ(イニシャルM・M)までしかわかりません。
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Yahoo!や楽天のIDなど1800万件流出していた 摘発業者が保存 [事件・事故]

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接続先に発信元の情報が残らないようにインターネット接続を中継する
「プロキシ(代理)サーバー」の運営会社で警視庁に摘発された業者が保有していたサーバー内に、
ネット通信販売の会員情報など計約1800万件のIDやパスワードが保存されていたことが、
警視庁サイバー犯罪対策課への取材で分かった。

同課が解析したところ、約178万件は通販サイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)
などで実際に会員が登録していた情報で、一部で不正アクセスなどの被害も確認された。
同課は、このサーバーを利用した何者かがこうしたIDなどのうち、有効なものの情報を転売したり、
不正アクセスなどに悪用したりした可能性が高いとみている。

大量にIDなどが見つかったサーバーを保有していたのは、
昨年11月に不正アクセス禁止法違反容疑で摘発された「日中新生コーポレーション」(埼玉県戸田市)で、
主に中国の利用者からの接続を中継していたとみられる。
サーバーには、自動的にサイトへの接続を繰り返し、
有効なIDなどを選別する「アカウントハッキングツール」もあった。

約1800万件のID・パスワードはサーバー内で「有効」「無効」などに分類されてリスト化されていた。
捜査関係者によると、有効とされる約178万件のうち
約172万件はネットサービス大手「ヤフー」のIDとパスワードで、
他はネット通販を手がける「楽天」など国内外の企業計30社のサイトで実際に会員が登録していたものだった。

同課は、このサーバーの利用者が何らかの手段で大量のIDなどを入手し、
自分の情報を隠すために代理サーバーを経由して通販サイトなどに不正接続を繰り返し、
有効な情報を選別していたとみている。不正接続は昨年6月から11月まで続いた。

中国系のサイトにも接続していた形跡があり、
同課は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて中国にあるサイト運営会社に情報提供を求める。
複数のサーバー利用者が関与した疑いもあるという。

ヤフー広報室は「情報流出が疑われる利用者には、
生年月日の入力と共に強制的にパスワードを変更しなければログインできないようにする対応をとっている」
と話している。


ヤフーから「強制的にパスワードを変更しなければログインできなくなる」って対応は初めて聞きましたが、
実際に言われた人っているのだろうか?
172万件の有効なIDとパスワードが見つかったわけだから、
ヤフーはこれを公表し対応しないといけないと思うのですが・・・
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【拡散希望】 思い出のある振袖を盗まれ売られていた、何としても見つけたい [事件・事故]

Twitterでⓜⓘⓗⓞさん(@34_xox)のツイートが話題に

振袖、帯、鞄が窃盗に合いリサイクルショップへ売られ、すでに買われていたのが判明したようです。
具体的にいつ盗難にあったとかはわかりません。

以下ツイートです。
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私の振袖、帯、鞄が盗まれ、買取王国 岡崎南店か大樹寺店で売られ最悪なことに既に買われてしまいました。
産みの母が私のために買ってくれて、成人式後もお茶会の度に着ているお気に入りの、一生大切にしたかった振袖です。
お金は支払うのでどうか返してください。お願いします。



買った方に罪がないのは分かっています。
しかし、私にとっては大好きな母との思い出の詰まった大切な宝物の振袖、帯、鞄です。
なのでご存知の方がいらしたらどうか教えてください。お願いします。


写真はないのですが他にも10着ほどの着物、男性用の大島紬の着物、帯、鞄を盗まれ、買取王国岡崎南店、大樹寺店の2店舗で売られてしまいました。
2016年1月中旬~3月19日までの間にこのどちらかの店舗で着物、小物も買われた方もぜひ連絡ください。


私にとってtwitterが着物を取り戻すための最後の手段です。協力お願いします。


何か心当たりがあればtwitterにて連絡を取ってあげてください。
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紀伊國屋書店女子トイレ事件、その後 [事件・事故]

その後に動きがありましたので、紹介します。

https://twishort.com/DNgkc
無題.jpg


【紀伊國屋書店女子トイレ事件の顛末】
3月7日夕方に私が遭遇した件について、その後のご報告をしたいと思います。
まず事の経緯のツイートは削除してしまいましたので、簡単にご説明いたします。
・3/7夕方、紀伊國屋書店新宿本店コミック売り場の女子トイレにて、私が個室から出ると男性が立っている。
・一度逃げた後すぐに戻ってきて、無言で中まで侵入。大声をだした為、再び男は逃走。
・店員に通報し、その後店内に居た男を捕まえたが、店員が男と私をその場に放置して外したため、男はそのまま逃走
・その後、店員・警備員が来るが、「何もされなかったんでしょう?」「直接の被害が無ければ警察を呼んでも仕方ない」と言われ、そのまま警察を呼ばずに帰宅。

紀伊國屋書店の女子トイレは大変狭く、入口から男性に侵入された場合逃げ場はなく、何もされていなくても女性にとっては大変な恐怖となります。
捕まえた男性を放置してしまった店員の対応などに不満を感じて、紀伊國屋書店に対して事実確認のメールを送りました。
それに対して、新宿本店店長より返事が来ましたので、こちらに公開させていただきます。
※公開についての了承は頂いています。


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たかもとみき様

私は紀伊國屋書店新宿本店長の西根と申します。

この度は、たかもと様に対し、弊店内で従業員や警備員の不手際や配慮に欠けた
対応により、大変不快で怖ろしい思いをさせてしまいましたことを、心より
お詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

昨日の事件発生後に現場から報告を受け、またたかもと様からご連絡いただき、
状況を確認いたしました。

最初にお声掛けいただき1階までたかもと様に同行した者、最初に対応したもの
から通報を受けて警備員を呼んだ者、警備員、それぞれが、
被害者であるたかもと様に対する十分な気遣いと、現場での立会いや警察への通報
等の適切な対応、ができなかったこと、が今回の事件の原因であり、手前ども
の落ち度であると受け止めております。
お客様への配慮を常に行うよう、また非常時に適切な行動をとれるよう、
従業員や警備員を十分に教育できていなかったことを、店長として深く反省
しております。誠に申し訳ございません。

緊急対策として、別館コミック売場の制服警備の巡回強化を検討いたします。
また、非常時の対応が稚拙であったこと(=教育が不十分だったこと)への
反省から、非常時の対応マニュアルを改めて整備し、従業員・警備員への指導・
教育を徹底して参ることをお約束いたします。

今回の事件への反省を基点に、たかもと様をはじめ、すべてのお客様に安心して
楽しく買い物をして頂ける店内環境を、従業員・警備員と一体になって整備
して参りますので、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
この度は、本当に申し訳ございませんでした。


紀伊國屋書店新宿本店長 西根 徹
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新宿本店長 西根様のお言葉を信じて、今後同じようなことが起こらない事を願います。
西根様、誠意あるご返答を頂きありがとうございました。

また別途、新宿警察署生活安全課に、今回の件で被害届を出せるのか相談いたしました。
回答としては、「何もされていないのであれば被害届の受理は難しい」というものでした。
また当事者の男が一緒に居た場合(あの場で男を逃がさず、通報した場合)は、
事情調書を取ったうえで、現場を確認し判断する。とのことでした。
やはり思っていた通りの反応にがっかりしました。
それでもあの時、男を逃がしていなければ、何らかの対応が出来たのだと思うと、やはり悔しいです。

「何もされていないのであれば被害届の受理は難しい」という現実は、女性にとっては本当に悲しい現実です。
この「何も」というのは、恐らく「胸を触る」「尻を触る」という程度ではなく、「強姦」などの行為の事を指しているのだと思います。
そこまでされなければ訴えられない現実があります。
もちろん中には冤罪もあるでしょう。
しかし今回のような「軽度の被害」を含めれば、本当にたくさんの女性が被害に遭っています。
あえて「軽度の被害」と書きましたが、女性にとっては、決して軽いものではありません。
男性の方にもぜひ理解していただきたいと思います。
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宮様スキー大会会場で破裂音事件、犯人の名前や顔写真が出ないのはやっぱり [事件・事故]

以下新聞社やテレビでの報道内容ですが、どこも名前など明らかにしていません。
テレビの映像ではボカシで隠されていましたが、このような騒動だとバッチリ顔出されると思いますよね。
なぜマスゴミが隠すのか・・・
察しがつきますよね、韓国人なんでしょ
やってる事はテロと一緒です。立派な犯罪です。
マスゴミには韓国人が多いと聞きます、都合の悪い事件は闇に葬り去る(現に8日以降記事が一切出ていない)
一社でもまともに報道してくれる所ないんですかね?
日本のマスゴミは腐ってるニダ

札幌市清田区の白旗山競技場で6日、三笠宮家の彬子(あきこ)さまが出席された「宮様スキー大会」の
関連行事中に破裂音がした事件で、北海道警の事情聴取を受けた札幌市東区の男(29)の自宅から、
おもちゃのピストルに使う火薬が押収されていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は長さ40〜50センチ、直径3〜4センチの金属製の筒を持っていて、
「おもちゃの火薬をばらし、筒の中に入れて音をさせた」という趣旨の話をしているという。(共同)
毎日新聞2016年3月8日 18時11分


札幌市清田区の白旗山競技場で6日、三笠宮家の彬子(あきこ)さまが出席された「宮様スキー大会」の
関連行事中に破裂音がした事件で、直後に現場で自分がやったと名乗り出た男が「目立ちたかった」と
動機を話していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。
北海道警によると、男は持っていた長さ40〜50センチ、直径3〜4センチの金属製パイプで音を発生
させたとみられる。
道警は札幌市の男の自宅を火薬類取締法違反の疑いで家宅捜索したが、特に危険物は見つからなかったという。
男は取り調べに対し、意味の分からないことを言うこともあるといい、同法違反などの疑いで
引き続き任意で事情を聴く。(共同)
毎日新聞2016年3月7日 21時39分


札幌市清田区の白旗山競技場で、三笠宮家の彬子さまが出席された「宮様スキー大会」の関連行事中に
破裂音がした事件で、直後に現場で自分がやったと名乗り出た男が「目立ちたかった」と動機を話していることが
7日、捜査関係者への取材で分かった。
北海道警によると、男は持っていた長さ40~50センチ、直径3~4センチの金属製の筒で音を発生させた
とみられる。
道警は火薬類取締法違反の疑いで札幌市の男の自宅を家宅捜索したが、特に危険物は見つからなかったという。
男は取り調べに対し、意味の分からないことを言うこともあるといい、同法違反などの疑いで
引き続き任意で事情を聴く。
破裂音がしたのは6日午前10時15分ごろ。彬子さまはあいさつを終えて貴賓室に戻る途中で、
男との距離は約10メートルだった。けが人はいなかった。
産経新聞2016.3.7 11:11


6日午前10時すぎ、札幌市清田区の白旗山競技場で開かれていた宮様スキー大会で、
歩くスキーのパレードが始まった直後に大きな破裂音が鳴りました。
会場には来賓として三笠宮家の彬子さまがいらっしゃいましたが、けがはなく、
破裂音を鳴らしたとみられる男がその場で警察に取り押さえられました。
彬子さまは、予定通り午後5時からの別の会場の閉会式に出席されました。
警察によりますと、会場内を移動していた彬子さまの十数メートル後ろで、
観客のなかにいた男が鉄製のパイプで破裂音を鳴らしました。
警察は男から事情を聴いていますが、パイプを調べた結果、
人に危害を与える危険はなかったということで、逮捕はせず、任意で捜査を続ける方針です。
テレ朝news 2016年03月07日 00:47


北海道警札幌豊平署は、現場で金属製パイプ(長さ約40センチ、直径約3センチ)を持っていた
30~40歳代とみられる男から、火薬類取締法違反などの疑いで任意で事情を聞いている。
男は「やったことは間違いない」と話しているが、動機や方法については意味不明な説明を繰り返しているという。
同署などによると、会場では、彬子さまから十数メートル離れたコース脇で花火のような破裂音が響き、
警衛中の同署員が付近にいた男を取り押さえた。
同署は、男が金属製パイプに火薬類を詰め、何らかの方法で破裂音を起こした疑いがあるとみて調べている。
会場では持ち物の検査などは行われていなかった。
パレードは混乱なく終了し、彬子さまの公務に影響はなかった。
読売新聞2016年03月06日 20時33分




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紀伊國屋書店女子トイレ事件、詳細はこちら(追記あり) [事件・事故]

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以下全文

@mikitakachan
多忙中@たかもとみき

【拡散希望】
3月7日17時45分に起きた『紀伊國屋書店女子トイレ事件』について、
事の経緯をくわしく1つにまとめることにしました。
紀伊國屋書店新宿本店の別館にあるコミック売り場の女子トイレで事件は起きました。

私が個室から出ると、目の前に若い男性が立っていました。
驚いて「なんですか?」と尋ねると、男は黙って逃げていきました。
私は不審に思いながらも、洗面所で手を洗っていると、再び先ほどの男が入ってきました。
また「なんですか?」と尋ねると、黙ったままどんどん中に入ってきます。
ここの女子トイレは大変狭く、入口の扉を入ると幅1m弱程度の通路が「く」の字になっていて、
途中に洗面所、一番奥に個室が1つあります。
通路は大人一人が立つとすれ違うのは難しいくらいの狭さです。
そこを男性がこちら目指してどんどん入ってくるものですから、当然とても怖いです。
逃げ道はありません。
「なんですか! 人を呼びますよ!」と大声を何度も出したら、ようやく男は逃げました。

私はすぐに追いかけましたが、見失ってしまい。仕方なく近くの男性店員に通報しました。
「今、女子トイレに男性が入ってきたんです」と言っても、店員は「はあ、それで?」という反応。
「だから二度も入ってきたんです。あれは故意です。痴漢です」と訴えてようやく理解したのか
「警備員を呼ぶのでしばらくお待ちください」と言って奥へと引っ込みました。
5分ほど待たされている間、店内で友人2人と立ち読みしているさっきの男を発見!
早く店員が戻ってこないかと、イラついている間に、男たちは店の外へとゆっくり出て行ってしまいました。

その直後、店員が戻ってきたので、「今、さっきの男が居ました」と言って、店員を連れて後を追いかけると、
1階の出口近くで談笑している男を発見して、「あの人です!」と私が指したので、店員が呼び止めます。
店員が男に事情を聴きたいので事務所に来てほしいというと、
男は恐縮したように頭を下げて「さっきのトイレの事ですよね?男性トイレがいっぱいで、
我慢できなかったので女子トイレに入ったんです」とびっくりするような言い訳をしました。
明らかに嘘です。
中に女性がいるのを分かっていながら、二度も入ってきて、その後店内で立ち読みをしていたのです。
我慢できなかったとか、そういう状況には見えません。
しかし店員はそれを聞いて、「そうなんですか」とあっさり納得、そのまま帰そうとするので、
私が抗議すると、「じゃあ、ここに警備員を連れてくるので待っていてください」と男に告げて、
そのままどこかに行ってしまいます。

残されたのは、犯人の男と、その友人の男二人と、私。
信じられない状況です。
痴漢被害にあった女性と、犯人と友人の男3人を残して、去っていくなんてありえません。
私は怖いので、少し離れて立っていると、
男はニヤニヤと笑いながら私に向かって「あんたなんなの?」
「オレがあんたになんかするとか思ったの?」「あんたになんか興味ねーよ」と嘲り、
驚いた私が「あなた、さっきは謝っていたけど、悪いと思っていないでしょう」と聞くと
「ぜーんぜん」と笑いながら悠然と逃げていきました。

唖然とする私の下に、店員が警備員を連れて戻ってきました。
警備員は最初私服姿のおじさんだったのでわかりませんでしたが、
たぶんあれは「万引きGメン」ではないかと思います。
店員が「あれ?さっきの人は?」ととぼけたことを言うので、私は途端にひどく腹が立ってきました。
犯人に、警備員連れてくるから待ってろと言って、待ってる奴がどこにいるでしょうか?
私がその事を責めると、警備員が「じゃあ、警察呼びますか?」と尋ねてきたので、
私が一瞬考え込むと、「でも何もされていないんですよね?」と店員に言われました。
そして警備員が「触られたとか、何かされたとか、直接的な被害が無いと、
警察呼んでも、時間を取られるだけですよ」と言いました。
私はこの時、犯人の男への怒りよりも、目の前の店員と警備員の対応に、
腹立たしいというか、悔しいというか、憤りを感じました。

紀伊國屋の店員は、店内で被害にあった女性客に対して、
まずは「大丈夫ですか?」という気遣いのひとつもできないのか?
そればかりか、犯人と被害者を一緒に放置し、そのまま犯人を逃がすという体たらく。
警備員も、「トイレに男が入っただけでしょう?」と軽く考えている態度がありありで、
事故処理をするつもりはゼロ。
紀伊國屋書店の社員教育はこの程度なのかと失望しました。

「なにもされていないんですよね?」ではありません。
何かされた後では遅いのです。
狭い女子トイレに、男性が侵入してきただけでも、どれほど怖い事か・・・
今後再犯を防ぐためにも、この件については、紀伊國屋に改めて抗議をするつもりです。
ただ女性の皆様には気を付けてほしいと思って、この件の拡散をお願いいたします。
長文失礼いたしました。


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@mikitakachan
多忙中@たかもとみき

【御礼とお詫び】昨夜ツイートしました『紀伊國屋書店女子トイレ事件』について、本当にたくさんのRTを頂き、たくさんの温かい言葉を頂き、感謝の言葉もありません。
皆様からのメッセージは、ひとつひとつ真摯な気持ちで読ませていただきました。すべてにリプが出来ずに申し訳なく思います。ありがとうございます。
一晩のうちにRTは1万を超え、私の想像以上にたくさんの方々に関心を持ってもらえたことを嬉しく思います。
私が事件の経緯についてツイートをしたのは、痴漢をした犯人への怒りと、店員・警備員の対応についての不満と憤りからでした。
痴漢被害に遭う女性は本当に多く、また泣き寝入りしている人がほとんどという現実があります。
レイプされたら犯罪なのか、胸や尻を触られたら犯罪なのか、写真を取られたら?猥褻な言葉をかけられたら?・・・何が犯罪なのか正直な所、線引きは難しいと思います。
男性からしたら冤罪だと思う事もあるかと思います。
でも今回のように、狭い空間に(それも女子トイレという異性がいるはずのない空間)男が入ってきて、逃げ場を失うというだけで、女性には本当に恐怖しかないのだという事を理解してほしい。
「何もされなかったんでしょ?」この言葉は一番ひどい言葉です。
何もされなくても、女性には常に「何かされるかも」というその先の恐怖があるのです。
それを少しでも多くの方に知ってほしい、理解してほしいと思います。

紀伊國屋書店は、私にとって大好きな場所です。本当によく利用させていただいているし、今月はゴールド会員になるほど本も購入しています。
これからもずっと使い続けたいと思っています。
だからこそ店員や警備員の対応には失望されられました。もちろん彼らは、たまたまダメな対応だったほんの一例かもしれません。
私はその事について憤りはありますが、決して誹謗中傷を目的としたものではないのです。
これを機に、会社として社員教育を見直してもらいたい。犯罪を無くすことは無理でも、抑制することは可能です。
声掛けや気配りひとつで、痴漢の居づらい場所にすることも可能です。
また被害者へのちょっとしたフォローがあるだけでも、ずいぶん救われることはあると思います。
そういうことを提起していければと思っています。

皆様の拡散協力のおかげで、1万以上という私にとっては、想像以上のRTを頂き、たくさんの方に、今回の事を知って頂けたと思います。
たくさんの人に事実を知って頂きたいという目的は果たせました。
ですから、一旦、事件詳細のツイートは削除させていただきます。ご了承ください。
今、紀伊國屋本社宛に、今回の件についてメールを送っています。
まずはそれの回答を待ちたいと思います。
なんらかの回答を頂き、私にとってこの事件は解決したと思えるまでは、これからも皆様に経緯を報告するつもりです。
よろしくお願いいたします。
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