爆竹”を道路に投げ込む…バカッター 「やばいって！」 笑い声も 顔出し動画あり

火がついた爆竹のようなものを道路に投げ込む。

非常識な行為を撮影した動画が、またしてもＳＮＳ上に投稿されました。

福岡市で撮影されたとみられています。

再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら

「爆竹！爆竹！」
「やばい！やばいって！」
「しょぼしょぼ」

ＳＮＳに投稿されたこの動画。

若い男がマンションのベランダで爆竹のようなものに火をつけ、それを外の道路へ投げ込みます。

下の大通りには車が走る様子も映っていて、もし通行人に当たれば大けがをする恐れもある危険な行為です。

にもかかわらず、映像には男たちの笑い声も…。

【記者】
「ネット上に拡散された動画は、建物や看板などからこの辺りで撮影されたとみられています。
　周辺は車だけでなく人通りが多いことが分かります」

動画が撮影されたとみられる福岡市中央区高砂のマンション。

映像と同じように、すぐそばに大通りが走っています。

警察によりますと、５月16日の深夜１時半ごろ「爆竹の音がする」などと通報が２件寄せられました。

そしてマンションの住人は、爆竹のような音が３回聞こえたと証言しています。

この動画を街の人に見てもらうと…。

【近くの人】
「怖いのと腹立たしいの両方」
「『その時おもしろければいい』という現実が悲しい」
「それはやったらいけないこと。大体考えれば分かることだと思う」

道路を走る車や人に危険を及ぼしかねないこの行為。

何らかの犯罪には当たらないのでしょうか。

法律の専門家は、道路交通法違反の疑いを指摘します。

【家永 由佳里 弁護士】
「道路に対して人や物、車両に対して危険・損害を与えるような物を投げ入れる行為が、禁止行為として挙げられている。
　道路交通法違反になると罰金５万円となる。
　もし人に当たってけがをした場合だと、あえて狙ってけがをさせたわけでなければ、過失による傷害ということで、過失傷害罪が考えられる」

これまでにもＳＮＳには、道路の真ん中や線路に立ち入ってダンスする様子や、モノレールの軌道上を歩いたり寝そべったりする様子を撮影した映像など、悪ふざけでは済まない動画が投稿されたことがあります。

道路を行き交う人に被害を及ぼす恐れもあった、今回の危険な行為。

警察は動画の解析を進め、慎重に捜査を進めることにしています。














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